みなさんこんにちは。ubrosの上本です。
ubrosのホームページ制作では、特にご指定がない場合、Rails+Wordpressの構成で制作しています。
今回は、なぜその構成でホームページを作るのか?を解説いたします。
無数にあるフレームワーク
基本的にホームページはHTML+CSS+Javascriptで作られています。
しかし、ブログや問い合わせフォーム、ログイン機能などプログラム的な機能が必要な場合は、Web用のプログラミング言語での実装が必要です。
Web用のプログラミング言語には、PHP、Ruby、Go、Pythonなど様々です。
一概にどの言語や優秀とかはなく、ホームページの目的や用途、サーバ環境によって使い分けていく形になります。
また、言語別にいろいろなフレームワークが用意されています。
PHPであれば、CakePHP、Lalabel、Zend。rubyであればRailsですね。
なぜRailsを選択したのか
理由は単純で下記のとおりです。
- RailsがWebサイト制作に特化している
- サードパーティ製のプラグインが非常に豊富
- 簡単に開発環境が用意できる
- scssを標準でサポート
- SPAの導入が容易
- API専用で作ることもできる
特に開発環境がすぐに用意できたり、プラグインが豊富な点が気に入っています。
プラグインを用いることによって、エコに高品質な機能を実装でき、開発スピードや実装コストの削減ができるようになります。
言語によってフレームワークが複数ある問題点
通常、言語によってフレームワークが複数ありますが、rubyの場合はRails一択という状況です。
※ホームページを制作する場合です。
特にPHPではフレームワークが乱立しています。
そのときに問題となるのがサードパーティ製のプラグインの対応です。
rubyの場合、Railsに対応してリリースすれば多くの人がそれを利用することになります。
しかしPHPの場合は、CakePHPには対応していてZendには対応してなかったり、というのがたまにあります。
特にマイナーな機能の場合は提供していないことのほうが多かったりします。
結果として、本来プラグインをインストール・設定して終わりというところを自前で実装する必要が出てくるため、
開発期間が伸び、制作費用も増してくるということになります。
以上が、私がRailsでホームページを制作する理由です。
番外編
フレームワークとはちょっとニュアンスが違うような気がしますが、PHPでCSMを組むときにWordpressという選択肢があります。
私達ホームページ制作のプロ以外にも、個人で利用している方が世界で一番多いCSMです。
よってプラグインも豊富にあり、インストールすれば即ホームページとして運用できるという代物です。
これは個人的な意見ですが、Wordpressは非常に便利ではあるのですが、ソースコードの管理、プラグインによって本番環境と開発環境でデータベースの差異が生まれるなど、そういう理由で私はあまりホームページ制作では使用していません。
人や会社ごとにそれぞれベストがやり方があると思いますので、制作依頼をするときは「なぜその技術で実装するのか?」といったことを一度確認してみるのもいいかもしれませんね。