ホームページ制作会社ごとに違う「費用」の話

制作会社ごとに大きく異るホームページ制作費用。その理由を解説していきます。

投稿: 2018年03月28日 カテゴリ: 業界話

こんにちは。ubrosの上本です。

ホームページを制作する際に、多くの企業はホームページ制作のプロにお願いすることだと思います。

 

相見積もりで複数社の見積もりを出された方なら経験があると思いますが、各社で全く違う金額を提示されていることだと思います。

なぜこのようなことが起きるのか?ざっくり解説していきますね。

制作フェーズと運用フェーズ

ホームページ制作は、制作フェーズと運用フェーズの2つのフェーズに分類できます。

この2つのフェーズの項目ごとに料金が発生します。

 

制作フェーズ
  • 企画・ディレクション・取材・営業費
  • ワイヤーフレーム作成費(ホームページの骨組み)
  • デザイン費(ワイヤーフレームに肉付け)
  • 素材作成費(写真や動画撮影、交通費など)
  • コーディング費(デザイン通りにHTMLを組む)
  • サーバ構築費(初期設定やセキュリティ対策など)
運用フェーズ
  • コンテンツ作成費(ページ追加・修正など)
  • SEO対策費(検索エンジン対策費)
  • サーバ保守費(バージョンアップやセキュリティ対策など)
  • サーバ運用費(サーバ自体にかかるコスト)
  • ドメイン運用費(ドメイン自体にかかるコスト)

会社や個人事業主によって項目の過不足はありますが、大きくこんな感じだと思います。

各社によって全く違う料金

項目はほとんど一緒なのに費用に大きく差異が出るのはなぜでしょうか。

それは制作会社ごとに、作ろうとしているホームページの品質水準に差異があるからです。

 

極端な例ですが、全く同じ見た目のホームページを作ったとしても、保守(ページの修正や追加)の、ソースコードのバージョン管理をキッチリする会社もあれば、とりあえず見た目だけデザイン通りになればいいという認識の会社もあります。

つまり、成果物の品質水準が高ければ料金は高くなり、そうでなければ安くなる傾向にあります。

 

もちろん例外もあり、単純に料金が高いだけの場合もあります。

品質水準を一定にするためには?

見積り依頼をするときに「こんなホームページが作りたい」だけで見積もりを出してもらっては品質水準があやふやになるためやってはいけません。

 

水準を一定にするための最も無難方法は、最初の1社目の見積もり項目に対して、2社目以降に同じ項目で見積もりを出してもらうことです。

これである程度同じ品質水準の費用が算出されます。

品質水準以外の判断も必要

品質を一定にしたからと言っても、それだけで判断すると失敗する可能性もあります。

会社によっては、その会社でしかできない提案・表現もありますし、サイトの種類によっては、得意・不得意があるのも事実です。

可能な場合は過去の実績を確認させてもらい、ご自身が納得できる提案の会社に依頼してもらうことが大切です。

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